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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第6話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ美「そんな…ユウタの 気持ちはどうなるの?」 エネ美「はぁ? アンタ何言ってんの? クラス一の美女が 彼女なのよ?嬉しいに 決まってんでしょうが! 大体ねぇ、アンタがユウタの 周...
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本編
エネ美は学校ではほとんど
ユウタにべったりだったが、
彼女が部活や用事で先に帰る時
などを見計らって
私はユウタに話しかけた。
ユウタの記憶を取り戻すために
私はユウタとの思い出の出来事を
話したり、写真を見せたりしたが
彼の記憶は一向に戻らなかった。
スカ美「そうだ!ユウタ、
今日の放課後、私たちの
卒業した中学校に行ってみない?
何か思い出せるかも!」
ユウタ「え、あ、うん…」
私たちは卒業した
中学校へ向かった。すると…
スカ美「ね、
何か思い出せそう?」
ユウタ「いや…。」
スカ美「そっかぁ…
そうだよね。ごめんね、
私焦ってるのかも。ユウタの
ペースでいいのにね…。」
ユウタ「あのさ…
俺のために色々とやって
くれてるつもりなんだろうけど、
こういうのもう止めてくれない?
迷惑だから。」
スカ美「め、迷惑…?」
ユウタ「うん。
エネ美から聞いてるよ。
『スカ美は私のことを
羨んでいて、ユウタに記憶が
ないのをいいことにユウタを
盗ろうとしている』って。」
ユウタ「君、僕のことが
好きなの?」
スカ美「そ、それは…」
ユウタ「そうだったとしても
僕は君の気持ちには
答えられない。僕には
エネ美って彼女がいるから。」