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【スカッとする話】犬猿の仲の同期が突然頼み事をしてきた件【第8話】

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【スカッとする話】犬猿の仲の同期が突然頼み事をしてきた件【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 エグチ「来月も大きい案件が 決まりかけてるよね。 契約もうしなくてもいいの?」 マイ「そ、それは困ります。でも…」 エグチ「はー。マイちゃんに ついでもらうお酒は おい...

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本編

スカ太郎「…エグチって人、

いつもあんな感じなの?」

 

マイ「うん…。」

 

スカ太郎「支店長は

知ってるのか?」

 

マイ「それくらい、我慢

しなさいって言われてるわ」

 

スカ太郎(はぁ?

支店長もひどいな)

 

マイ「どうしよう。エグチさん

怒らせちゃった…」

 

スカ太郎「いいだろ

あんなおっさん、

怒ろうがどうしようが」

 

マイ「でも契約が…」

 

スカ太郎「あのな!あんなの

我慢する必要ないんだよ!

お前はそんなので

契約取って嬉しいか!」

 

マイ「嬉しいわけ

ないじゃない!」

 

スカ太郎「そうだろ?お前は

いつもちゃんと取引先のこと

下調べして、分析して、

ちゃんとしたデータを根拠に

プレゼンして、真面目に

契約を取ってきてただろ?

あんなエグチみたいな

やつとの契約がなくなったって、

他で取り返せばいいんだよ!」

 

マイ「っ…。だけど、

支店長には怒られるだろうな…」

 

マイは涙目から既に

泣き顔に変わっていた。

 

スカ太郎「俺が一緒に謝るから

さ、そんな顔じゃ電車

乗れないだろ。

支店に一度戻って落ち着くか」

 

俺たちは誰もいないはずの

支店に戻った。

だが、オフィスの中からは

灯りがもれていて、

誰かが話しているのが聞こえた。