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【第17話】浮気夫「タヒねばいいのにw」→本当にタヒんでみた結果...
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本編
ピンポンを連打しながら
大声で室内から感じる
気配に声をかける人物は、
うちのお隣に1人で
住んでいる親と同世代ぐらいの
おばちゃんだった。
夫とはどうか知らないが、
私にとってはたまにお菓子や
おかずを分けてくれる
いい隣人さんである。
おばちゃんは、たびたび
聞こえてくる2人の
悲鳴や奇声に気づき、
我が家を訪ねて来たようだ。
おばちゃんはそのまま
鍵が開きっぱなしの
玄関を突破。
夫とヒメコはまさかの
おばちゃんの登場に
何故か奥の部屋に
大慌てで隠れた。
おばちゃんは、
玄関付近にある洗面所のドアが
半開きで電気が点きっぱなし
だったことから、
私の名前を呼びながら
恐る恐る風呂場を
覗き込んだ。
まるで殺人現場そのものの
風呂場を見て「ひっ!」
と声にならない悲鳴を
上げるおばちゃん。
ただ事ではないと悟った
おばちゃんは、そのまま
ダッシュでリビングへ。
あっさりと見つかって
しまう夫とヒメコ。