【第５話】浮気夫「ﾀﾋねばいいのにｗ」→本当にﾀﾋんでみた結果…

そんなクズ夫の趣味は

スノボ。シーズンに入り

夫は毎週土日のどっちか

下手したら連日、

時には泊まりでスノボを

楽しむようになった。

このどこかにダミー、

つまりスノボではなく、

ヒメコとの浮気タイムが

混じっているに違いない。

はっきり言って、

ナビの走行履歴だけでも

充分夫を追い詰めることは

できた。

でも、ヒデキと口裏

合わせをされたり、

ヒメコも友達だと

言われたらそれまでだ。

浮気相手を車に

乗せているのであれば、

ドラレコの記録が

一番手っ取り早いというのは

財布を拾った時から

分かっていた。

しかし、SDカードを

抜いてしまったら

すぐにばれてしまう

可能性がある。

まずは一旦、ヒメコの

財布お預かり。

一度夫をヒヤリと

させておいた後、

きっと訪れるであろう夫の

油断時間まで

しっかりとした準備をして、

私の散らかった心の中の

整理もしつつ、

慌てずじっくり証拠を

得ようと思っていた。

が、夫は油断どころか

わかりやすい警戒心を

見せた。