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【第6話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…

前回の内容はこちら▼

【第5話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 リコ「ねえ? 新婚旅行も行くよね?」 スカオ「え?そりゃ行くよ?」 リコ「やったね! 私、ヨーロッパに行きたいの。 せっかくなら、ドイツ、フランス、 スイスと周遊したいなぁ」 スカオ...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】新婚旅行より○○を優先する汚嫁「忘れてた!一人で行って!」→俺は二度と旅行から帰らなかった結果…
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本編

後は間取りに何か変更を付け加える

くらいだったが、リコは、家を飾る

事には熱心ながら、設計については

 

リコ「んー?よくわかんないや。

スカオ、いい感じにして」

 

俺に丸投げだった。

これについても、実は心の中で

「うわぁ」とため息。

だって、出来ちゃってから

 

リコ「えー?こんな家は嫌!」

 

とか言い出されても、

どうしようもないんだが。

責任重大で、俺はかなり

頭を抱えてしまった。

しかし、リコはのほほんと、

ある意味で他人事状態。

しかたなく、俺は工務店と

打ち合わせに励んだ。

ちなみに結婚式は、

リコがとっても張り切った。

 

スカオ(まぁ、手分けして

作業すると考えればいいか)

 

これも一種の分業だと、

俺は納得する事にした。

この頃からかな。俺とリコが、

それぞれ別々に動くようになったのは

何となくぎくしゃくしているような。

そんな気分も無くは無かったが、

短い期間であれこれと事を

進めるには、やっぱり二人一緒より

別々に動いた方が

合理的ってものだろう。

 

そしてみっちり5ヶ月。

新築はだいたい3ヶ月から

4ヶ月で完成する。

俺達の家は、結婚式に間に合った。

 

スカオ「やったなぁ。

後は新婚旅行だな」

 

リコ「うん」

 

感慨に浸る俺、

どこか上の空っぽいリコ。