※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【ブログ限定】実家を新築した途端、母を追い出す兄嫁【第15話】

前回の内容はこちら▼

【ブログ限定】実家を新築した途端、母を追い出す兄嫁【第14話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ショウ「半年くらいは住めるかも しれないが、必ず追い出される。 母さんを追い出したおまえが、 今度は銀行から追い出しを食らうんだ」 ワルミ「ダメよ! 私、新築...

1話から読みたい方はこちら▼

【ブログ限定】実家を新築した途端、母を追い出す兄嫁【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ穂。26歳、新婚OLだ。 夫ツバサは兄ショウの親友、 小学生時代からの付き合いだ。 交際のきっかけは、ツバサの失恋騒ぎ。 ショウ「スカ穂、ちょっと 駅前の居酒屋に来れるか? 俺がいくら励...

本編

スカ穂「自己中も

いい加減にしなさい!

母は、あんたの都合に従う

人形じゃないわ。

人として感情があるの。

落成を楽しみにして、

家具や家電を楽しそうに

選んでいたのに。

あんたを信じて、

疑っていなかったのに。

よくも最低な裏切り方を

してくれたわね!」

 

私が一息に怒鳴ると、

横からつつかれた。

ベッドから起きだしてきた母がいた。

自分を指さしている。

何か言わせろという事らしい。

そっと代わった。

 

母「ワルミさん?私です。

あなたには失望しました。

まめに連絡くれて、

気を遣ってくれて、

ありがたく思ってたけど。

本当は、私をスカ穂達に

押し付けるつもりだったのね?

お肌は白いけど、

中身は腹黒だったと、

よくわかりました」

 

ワルミ「お、お義母さん!」

 

母「もう結構です。

あとは、あなたと

ショウの問題ですから。

私は戻りませんよ。

あなたのためには、

小指一本動かしません」

 

我が母ながら、キッパリ言ったものだ。

電話を切り、母は朝とは見違える

生き生きした笑顔を見せた。

 

母「言っちゃった」

 

スカ穂「オッケーよ!

あのくらい言ってやって

ちょうどいいわ」

 

まだ電話はしつこくなっているけれど、

私と母は仲良く電源をオフにした。