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【第20話】嫁と娘が俺を馬鹿にし続けた結果→俺は娘の中学卒業式の日に消えた…

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【第19話】嫁と娘が俺を馬鹿にし続けた結果→俺は娘の中学卒業式の日に消えた…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アヤ「お母さん、きっと浮気してる。 お父さんが帰ってくるのを 嫌がってたのも、 彼氏と会いたくてだよ。 お母さん、いつも家にいなかったもん。 私、一人で勉強してたし、 塾に行っても迎...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】嫁と娘が俺を馬鹿にし続けた結果→俺は娘の中学卒業式の日に消えた…
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本編

スカオ「あなたはいいですよ。

カツミに嘘をつかれたのは、

見れば分かります。

 

 

ただ、不愉快なので、

帰っていただけますか?」

間男「はい、今すぐ!」

 

 

間男は非常に物分かり良く、

あっというまに姿をくらました。

後には、絶望した表情の妻が残された。

 

 

スカオ「カツミ。

分かってると思うが、離婚だ」

カツミ「……仕方ない。

ただ、アヤの親権は譲らないわよ!」

スカオ「それはアヤが決める事だ」

 

 

カツミ「何言ってるのよ!

子供の親権は母親が

持つのが普通なのよ、日本じゃ」

 

 

スカオ「それは、幼児の話だろう。

15歳以上になれば、

本人の意志が優先される。

アヤは、つい最近15歳になった」

 

 

俺がそう言うと、

妻はぎょっとした顔になった。

 

 

そんな妻に、娘は冷たい表情を見せた

ついでに、捨てられていた

プレゼントも見せて。

 

 

アヤ「お母さん、最低。

私、お父さんが嫌いだなんて、言ってない。

 

 

せっかく用意してくれたプレゼントも、

私に見せもしないでゴミ箱へ入れたよね。

お父さんから改めて貰ったよ。

嬉しかった。

 

 

お父さんと私に、

それぞれ大嘘を吹き込んで、

お互いを会わせないようにして。

 

 

さっきの男の人と私と、

三人で家族をやり直したい

って言ってたっけ?

 

 

冗談はやめて。お断りよ!

私のお父さんは、

スカオっていうの。

他にお父さんはいないの!」

 

 

涙ぐんではいたが、

言葉はしっかりしていた。

カツミは膝から崩れ落ちたのだった。