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【スカッとする話】新築の家がママ友の合コン会場になってた…【第１話】
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2022.09.22
本編
私が今、フリーでライターを
やっていられるのも、
この時にハヤトから教わった
知識のおかげと言ってもいい。
今や、魚の飼育や水槽の手入れ、
本格的な家庭向けアクアリウム
設置に関する記事では、常に
上位にランクインしているほどだ。
まさに趣味と実益というわけ。
結婚後は、広めの
賃貸マンションで、
できる範囲の個人水槽を用意し、
たくさんの魚たちを飼育し始めた
ハヤトによると
ハヤト「魚はデリケートで、
特に海水魚は温度調節も
人工海水の濃度も、
気を使わなきゃいけない。
人間のほうがよっぽど
手がかからないよ」
という。始めてみると、
確かに海の魚は繊細だった。
苦労もたくさんしたけれど、
その分、手塩にかけた稚魚たちが
すくすく成長し、海水魚らしい
美しさを持ち始めた時の感動も
ひとしおだった。
ハヤト「ちょっと手狭に
なってきたかなぁ」
ある日、夫がそう言った。
家は3LDKだ。
娘がいるだけでなく、
飼育に様々な用品を使う熱帯魚
も、広いスペースが必要だ。
水についても、水槽が大型に
なれば水量も多くなるし、
重量だってばかにはできない。
娘も、見る見るうちに
育っていく。赤ちゃんの
成長速度は凄いものだ。
こういった諸般の事情を
考えた結果、ハヤトは…
