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本編

マスミ母「あ、そうそう!

この人よ、茶髪で日焼けしていて、

ちょっとお化粧している感じの」

 

スカオ「シュウトじゃないか!」

 

母親の証言を得て、俺は叫んだ。

後輩シュウト。こいつ、実は

マスミと関係があったのだろう。

 

理由は不明だが、何か都合が

悪くなって、俺にマスミを

押し付けたのだ。

そして、マスミもそれを

了承したという事に違いない。

 

スカオ「説明してくれ、マスミ!」

 

マスミ「私の子供は、

スカオとの間の子よ!」

 

スカオ「あほか!

キスもしていないのに、

子供ができるわけあるか!」

 

マスミ「でも、

スカオの子だもん!」

 

あくまで言い張るつもりか。

もう理屈無用というか、

強引に押し通す気でいるんだろう。

 

そう思ったが、あいにくと

母親には通じなかったようだ。

 

マスミ母「そんな話を

信じると思ってるの!?

あんたを産んだ経験がある、

この私が!?

子供のエコー画像も見たわよ。

あれはどう見たって、それなりに

育っている姿だった。

交際1か月程度の

男性との子供じゃないわ。

誰の目をごまかせても、母親の

私の目はごまかせないわよ!」