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本編

マスミ「スカオ、

いつもありがとう。

デートは毎回楽しいよ」

 

スカオ「良かった。

俺、あんまりデートコースに

詳しくないんだよね。

マスミが楽しんでくれているか、

ちょっと心配してた」

 

マスミ「私はどこでも楽しいよ?

いつもスカオと一緒だから」

 

マスミはいつも、

すぐにこっと笑う。

その笑顔が可愛くて、見るたびに

ぼーっとしてしまう俺だった。

 

今日も、俺はマスミが食べた事が

無いという、回らない寿司に

彼女を招待した。

帰りはカフェで軽く、

食後のコーヒータイムだ。

 

スカオ「そ、そう?」

 

マスミ「うん、スカオと

一緒なのが、私には大事なの。

スカオは優しいし、私を

大切に扱ってくれるでしょう?

愛情が伝わってきて、安心するの」

 

スカオ「そうなんだぁ」

 

ああああ、俺こんな事、

初めて言われたよ。

学生時代は女子と話しながら

帰っても、ちっとも男として

見て貰えなかった。

 

何せ「スカオ君だよ」

「なんだスカオか」だなんて、

あっさりあしらわれていた

くらいだからな。

今は、俺をまっすぐ見て、

にこっと笑ってくれる

彼女がいるんだ。

夢みたいだな。

 

マスミ「……あのね。

シュント君から聞いてるかも

だけど、私いろいろあって」

 

スカオ「ああ、なんかそんな事

言ってたな。シュントは、

詳しい話は本人から

聞いてくれって言ってたけど」