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【第3話】彼女父「挨拶が遅い!娘はもう妊娠4ヶ月だぞ!」→まだ知り合って1ヶ月だと伝えた結果…

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【第2話】彼女父「挨拶が遅い!娘はもう妊娠4ヶ月だぞ!」→まだ知り合って1ヶ月だと伝えた結果…
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【第1話】彼女父「挨拶が遅い!娘はもう妊娠4ヶ月だぞ!」→まだ知り合って1ヶ月だと伝えた結果…
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本編

保育園の場合は、大人しくて

女の子の言いなりになりがちな

男児に需要があった。

つまり俺。

 

まぁ、厳密にはモテていたわけでは

なく、女の子のままごとで、

父親役要員だったに過ぎなかった。

 

とはいえ、その当時は女の子に

ちやほやされて、俺はとっても

嬉しかった。

 

このままちやほやされ続け、

普通に彼女ができて、

普通に結婚するのだ。

そう信じて疑っていなかった、

ピュアな保育園時代だった。

 

残念ながら、現実は厳しかった。

あっというまに思春期へ突入、

保育園時代の輝かしい黄金の

日々は、単に扱いやすいままごと

メンバーだっただけの事だと、

否応なく気づかされた。

 

スカオ「彼女が欲しい」

 

真顔で友人に訴えるも、

ふんと鼻であしらわれた。

 

友人「おまえ、身長たりねえし、

イケメンでもねえし、

ついでにださいし。

このままじゃ、彼女は無理」

 

スカオ「そんな殺生な」

 

友人「じゃあ、背を伸ばすか、

今すぐイケメンになるか、

イメチェンするか。どれか選べ」

 

スカオ「俺にはちょっと」

 

友人「あほか」

 

こんな塩梅だ。

中学から大学まで、

ずっとこんな調子だった。