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本編

そうこうしているうちに、

娘も娘なりに動いたようだ。

何でもレンタルできる世の中らしく、

盗聴器発見用の機器を

借りてきたというのだ。

例によって筆談する。

 

アスカ「借りてきたの?どこで?」

 

アカリ「ここから三駅離れた

ところに、レンタルサービス

ショップがあるって、調べたの。

3泊4日で4650円、

まあお手頃かなって思って」

 

さすが若い子は行動力がある。

使い方も教えて貰ってきたという

事で、アカリは熱心に

部屋中を探索し始めた。

夕方から始めた作業は、

割と早く終わった。

 

アカリ「やっぱり盗聴器だった!」

 

二個見つかったのだ。

リビングと、私達の寝室と。

誰がどんな目的で、

いつ仕掛けたのか。

そこまでは分からないけれど、

とにかく存在ははっきりした。

 

よぉし。

私の方もやるべきことはやった。

改めて、アカリに

「外して」と合図を送る。

さぁ、どうなるだろうか。

 

盗聴器を撤去して二日。

特に変わった事は起きなかった。

私は、義両親あたりが家に

アポなし突撃でもしてくるかと思い、

どきどきしながら待ってみたの

だけど、案に相違して、

誰も何も言ってこない。

 

えええ?

盗聴器は確かにあった。

娘がレンタルしてきた

発見器で確認済み。

どういう事?