【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第３話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第２話】

前回の内容はこちら▼ 本編 小学生の時には、 どちらかというと インドア派だったドレミを クズオ「引っ込み思案じゃ 将来が心配だ。 近所にスポーツ少年団が あるから、見学に行ってこい」 と、無理やりソフトボール クラブに行かせたくせ...

yomesuka.com

2022.07.14

１話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】夫の若い従妹にあたる女の子に臓器移植が必要に→娘をドナーにすると言い始める夫…【第１話】

こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカ子。37歳で、 中学生の一人娘を育てている。 夫クズオとの間に生まれた、 今年15歳のドレミだ。 実は、男女の双子で 生まれるはずだった。 男の子は妊娠4ヶ月の時に心音が 確認できなくなり、空に帰った。...

yomesuka.com

2022.07.13

本編

さすがに頭にきて

スカ子「あなたは、ドレミに

どうして欲しいの？

スポーツで体を鍛えろ

と言ったり、

部活なんかしなくていい

と言ったり。

そんなにころころ意見を

変えられたら、

ドレミじゃなくても

混乱するわよ」

クズオ「部活までする事

ないだろうって言ってるんだ」

スカ子「部活も、大事な中学校

時代の思い出になるでしょう。

協調性やチームワークを学ぶ

良い機会にもなるし。

あなただって、中学と高校では

美術部だったじゃない。

私もバレーボールしてたわ。

なんで、ドレミに限って

だめなのよ」

きつく言い返した。

夫は何か言いたそうに

していたが、悔し気に私を

にらんで、それきり黙った。

文句は言わなくなったが、

手も貸さなかった。

とにかく、娘が疎ましい

というのがよく伝わってきて、

失望した。

スカ子「前々から

思ってたんだけどね」

食事の支度をしながら、

私はソファに腰を据えている

夫へ話しかけた。

スカ子「あなた、どうして

そんなにドレミを邪険に扱うの？

あの子があなたに何をしたのよ」