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【第１２話】結婚式前日、嫁の髪をバリカンで剃る姑
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 騒ぎは朝まで収まらず、 ついに髪を剃られた本人が 目を覚まして、事態に気づいた。 ぎゃあああと絶叫、 バリカンを握り締めていた義母を 見て、すぐ犯人特定。そして、 ここからがある意味...
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2023.07.24
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【第１話】結婚式前日、嫁の髪をバリカンで剃る姑
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2023.07.14
本編
義母「ごめんなさい、もう二度と
スカコさんに嫌がらせしません。
自分の父は、自分で面倒みます」
やっと、義母から
謝罪の言葉を聞けた。
引き換えとして、
姉が自慢のロングヘアを
犠牲にするはめになったけれど。
でも姉はさっぱりした性格の人で
マナ「いいよいいよ、
髪なんか放っておけば、また伸びる。
スカコの嫁いびり被害を食い止める
きっかけになったなら、
髪くらいお安いもんだわ」
スカコ「ありがとう、お姉ちゃん」
マナ「あんたが、同居で
キツい思いしてるって、
ラインで言って来てたからさぁ。
一回、私もシメてやりたいと
思ってたのよ」
こんな事件も笑い飛ばしてくれた。
ケイトが、なんで嫁いびりが
実家にバレたんだと、
不思議がっていた理由。
両親には大人として泣きつかない
けど、姉妹の気安さで
姉に世間話はしたのよね。
姉から父に伝わって、ケイトが
シメられたと、そういうわけ。
マナはホテルからウィッグを借り、
義母は丸坊主のまま。反省させる
という、ケイトの意思だった。
最後まで空気だった義父も、
この機会にがっつり叱られて、
妻に好き放題させすぎたと自ら反省、
義祖父はしかるべき施設へ
お願いすると約束。
私とケイトは、無事に
結婚式を挙げたのだった。
次の目標は、そりゃもう
一軒家に決まっている。
住みやすくなった家で、私と夫は、
マイホーム資金のために頑張ると
誓い合ったのだった。
おわり
