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2024.06.19

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本編

私は普段SNSを全くやっていなかったのだが、

もしかして…と思って少し探してみたところ、

アカネのアカウントがすぐに見つかり、

その中には、２人が私に言っていたような

“友達関係” ではなかった事がバレバレの写真が、

たんまりアップされていたのだった…

（私が見てないと思って、

自慢げに写真なんかアップしちゃって…

危機管理能力ゼロか！）

しかも、何の偶然か、引越しの荷物に

紛れ込んでいたダイキのクレジットカードの明細からも、

２人の浮気が分かるような項目が複数見つかり、

しかも弁護士が探ったところ、

ダイキの友人からの証言も簡単に取れたと

言うのだから、笑ってしまった。

それらの結果、比較的簡単に予想外の慰謝料合意を

取り付けることが出来たのだった。

ダイキとアカネを少しは痛い目に

合わせることが出来た事で、

私の気分は少し軽くなり、

支払った分以上の現金が戻ってきた事で、

私の懐は少し暖かくなった。

しばらく実家でのんびり過ごした後、

私は会社に復帰し、そして単身者用のマンションを借りた。

大学を卒業した後、すぐにダイキとの同棲が

始まったので、これが初めての１人暮らしだった。