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本編

私は不安を抱え、結婚式の準備をしていても、

イマイチ幸せ気分に浸ることが出来なかった…

 

 

ダイキ「結婚して子供でも出来たら、

もう今みたいには会えなくなるだろうから…

独身のうちに遊んでおくんだ!」

 

 

などと言い訳をして、ダイキはアカネと、

まるで恋人同士のように遊び回り、

しまいには、「2人きりで旅行に行きたい」

などと言い出したのだった…

 

 

私がいくら言い聞かせても、

怒っても、埒が明かず…

困り果てた私は、ある人物に相談する事を決めた。

その人物とは… ダイキの母親、ヨウコさんだった。

 

 

ヨウコさんはとても気さくで素敵な女性で、

私は大学の卒業の前に初めてお会いして

ご挨拶をさせてもらって以来、

仲良くさせてもらっていた。

 

 

キチンとしていて、優しくて、

とても話しやすいヨウコさんが、

私は大好きだった。

 

 

ヨウコさんも私の事を可愛がってくれていて、

時々誘われては、ダイキ抜きで

2人でお出かけしたり…

食事に行ったり…

 

 

その中で私は、色んな事をヨウコさんに話し、

相談していたし、以前、

アカネとの間にあったアレコレも、

包み隠さず話していたのだ。