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本編

(え? え? 嘘でしょ!? どういうこと…???)

 

 

ウエディングドレス姿の私は、

唐突にスポットライトの外へ

押し出された。

 

 

そしてただただ混乱しながら、

目の前の、まばゆい光の輪の中を

呆然と眺めた。

 

 

ついさっき、祭壇で一緒に

永遠の愛を誓ったばかりの新郎が…

真っ赤なドレスに満面の笑みを浮かべた女と共に、

キラキラ光る長いナイフを握り…

私が迷いに迷って選んだ、

フルーツたっぷりのウエディングケーキに…

今まさに…… ナイフを…… 入れた………

 

 

私はスカコ。 27歳、会社員。

去年のクリスマス。

私は恋人のダイキにプロポーズされ、

幸せに満ち溢れていた……

 

 

大学の時に付き合い始めた私達の交際期間は、

その時すでに8年になっていた。

(このままいつまでも、だらだらとした同棲生活が続くのかな…)

と不安を感じていた私に、

ダイキが突然プロポーズをしてくれたのは、

付き合った記念日でもあるクリスマスのことだった。

 

 

ダイキ「スカコとはもう長い付き合いだけど…

これからは恋人じゃなく妻として、

ずっと俺の隣に居てくれないか…?」

 

 

キャンドルの光が揺らめく中、

突然、真剣な顔でそう聞かれた私は、

胸がいっぱいになってしまい、

頷いて同意を表すのが精一杯で、

溢れる嬉し涙をぬぐったのだった…