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【第7話】閉店寸前のケーキ屋の私。誕生日の彼に手作りケーキ用意したのに「お前とはやっていけねえわ」捨てられてしまい…→やけになって河川敷のホームレスに「これ皆で食べて」ケーキをあげた結果…

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【第6話】閉店寸前のケーキ屋の私。誕生日の彼に手作りケーキ用意したのに「お前とはやっていけねえわ」捨てられてしまい…→やけになって河川敷のホームレスに「これ皆で食べて」ケーキをあげた結果…
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本編

シミズ「突然の訪問、大変失礼いたしました。

びっくりされたかと思います。

当の本人も今はいないので日を改めて

また訪問させてください。」

シミズさんはそう言って去っていった。

 

 

スカミ「私も一度は憧れた企業だわ…

まさかね…詐欺かもしれないし…」

 

 

いきなり現れた中年男性に少し困惑した。

(あのとき落ち込んでいたお爺さんが大企業の会長?)

漫画のような展開に信用できるはずもなかった。

 

 

そして後日、シミズさんは本当に会長を連れて再度来店した。

会長「先日はありがとう。

あのケーキのおかげで、久しぶりに家内と話せたし、

本当に感謝しているんだ」

スカミ「い、いえ…そんな」

 

 

まさか本当にくると思っていなかった。

企業の会長が来訪しただけでも驚きなのに

更に驚くことを会長は発言した。

 

 

会長「味も絶品だった。

よかったら、うちの記念パーティーで

こちらのケーキをオーダーしたいんだがね。」

 

 

スカミ「あ、ありがとうございます

ただ、実は職人が大勢辞めてしまって、

お恥ずかしい話、廃業も

考えなければいけないような状況でして」

 

 

会長は会社の記念パーティに弊社のケーキを

採用したいとのこと。

会社にとっては売り上げに繋がる良い案件だが、

今の経営状態では受けることが出来ない。