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本編

ユウキ「わ…分かった!

クソ!こんな女知るか!」

 

ユウキは捨て台詞を吐いて無様に逃げ去った。

 

スカミ「シミズさんのおかげで助かりました」

シミズ「いえいえ、また邪魔者がうろつくようなら

遠慮なくご相談ください

すぐ排除しますので」

スカミ「はい、心強いです!」

 

 

シミズさんの顔の広さは恐るべし。

それに笑顔であんなこと言われたら

誰だって逃げるだろう

 

 

それぐらい貫禄のあるすごい人なのだと

改めて感じた。

その後、ユウキが店に現れることはなかった。

 

 

シミズさんが「ホンダ専務にこちらのクッキーを

渡したら喜んでくれましてね」

と言っていたので、ユウキのこともついでに

話しておいてくれたのかもしれない。

 

 

それから私はミナトさんとお付き合いを続け、

翌年に結婚をした。

 

 

シミズ「見事なウエディングケーキですね~!」

ミナト「ありがとうございます

俺たちの愛をふんだんに詰めました!」

 

 

スカミ「デザインは、彼が味は私が担当したんです!」

シミズ「見事な共同作業ですね

これからも夫婦仲良く頑張ってくださいね!」

夫婦「はい」

 

 

あのとき会長に話しかけなければ、

今の会社はもう倒産していただろう。

 

 

会長を通じて店を立て直してもらった上に

素敵な旦那さんと巡り合わせてくれて、

シミズさんには本当に感謝しかない。

これからも…仕事に家庭に精一杯頑張っていかないと!