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本編

ミナトは言うだけ言って仕事に戻っていった。

突然の告白にびっくりして私は茫然とした。

確かに疲れているのかもしれない。

 

 

(もう少し落ち着いたら休むか…)

先ほどのミナトからの告白のことはなるべく考えないことにした。

告白事件から数日、シミズさんが店に来店した。

 

シミズ「どうしました?

なんだか元気がないですね」

スカミ「すみません、

ぼうっとしちゃって」

 

 

シミズ「もしかしてミナト君に

告白でもされました?」

スカミ「えっ!?」

シミズ「やっぱり彼の視線の熱さは

傍から見てもわかりますからね」

 

シミズさんは本当に察しがよくて

たまにひやひやする。

しかし、ここ数日ミナトのことで

悩んでいたのも事実。

私は思い切ってシミズさんに相談することにした。

 

スカミ「なんでも見通しなんですね。シミズさん、

実はそうなんです。

でも私、元カレに仕事ばかりで

俺をないがしろにしてるって言われて振られてまして

 

 

それでも今も仕事は大事だから、

また同じことの繰り返しになったらと思うと怖くて」