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【スカッとする話】祖父が残したボロボロの店に妹を溺愛する両親は「お前はあそこに住みなさいw」私「え!本当にいいの?」両親「は?」→結果【第9話】

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【スカッとする話】祖父が残したボロボロの店に妹を溺愛する両親は「お前はあそこに住みなさいw」私「え!本当にいいの?」両親「は?」→結果【第8話】
前回の内容はこちら▼ 本編 スカ美「どうしよう、 ここだけは譲れないのに」 クロサキ「申し訳ありません。 知らなかったとはいえ、 余計な事を言いました」 クロサキさんは 真顔で謝って来た。 私は恐縮した。 彼が悪いわけではないの...

本編

クロサキ「日本でこれほどの

逸品に巡り合うとは

思いませんでした。

それにお店の造りも素晴らしい」

 

父「そうなんですか?

我々には、普通の

一軒家に見えますが」

 

父が首をかしげると、

クロサキさんはまたフランス語で

ナオトさんと話し始めた。

そして、父に向かって

 

ナオト「建築の事なら、

祖父より私の方が詳しいです。

このお店は、17世紀ヨーロッパ調を

取り入れていますね」

 

ナオトさんは説明を始めた。

父も母も、すっかり感心して

聞き入っている。

エネ子はナオトさんに

見とれている様子だ。

本人も気づいたようで、

妹に近づき、にっこり笑った。

 

ナオト「あなたは美人ですね。

こんなに素敵な女性なら、

美術の教養をお持ちに違いない。

フランスなら当然の事ですから、

あなたもそうでしょう?」

 

エネ子「はあ、ええ、

その。まあ少しは」

 

ナオト「素晴らしい!

あなたなら、価値が

お分かりだと思います。

私と祖父が見たところ、

こちらの画廊は全て合わせて

1億以上の価値がある」