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【第15話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…

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【第14話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 警官A「なんだ、 また仲間が増えたのか」 警官B「ちっ、男かよ。 さてはこいつが主犯格か? 組織犯罪の疑いがあるな」 まだ言ってる。 依然として強気な連中に、 私はあきれるを通り越し...

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【第1話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
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本編

兄に言われ、私も彼らをよく見た。

今度は一人きりじゃない、

心強い味方がいる。

気持ちを落ち着けてもう一度、

しっかり見てみたら…

 

思い出した!元クラスメート!!

 

そうだ、駅前で会った元級友から、

みんなの進路の話を聞いている。

公務員になった者もいる、

つまり警官になった、こいつらだ!

 

スカミ「サクマとツルミ!

あんたら、女子トイレに

閉じ込められたり、教科書に

落書きされたり、いろいろあった!」

 

私の言葉に、警官二人は

あっと声をあげ、真っ青になった。

どうやら彼らも思い出したらしい。

この二人がい●め被害に遭って、

困っているところを助けたのが、

他ならぬ私だ。

 

当時は中一。

中三で生徒会長だった兄に

その話をし、結果として

い●め撲滅キャンペーンが始まった。

 

生徒会が相談室を設けて、

先生とも連携し、被害者の声を聞いて

対策するようになった経緯がある。

思い出したら、一気に腹が立った。