※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第3話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…

前回の内容はこちら▼

【第2話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
前回の内容はこちら▼ こちらもおすすめ▼ 本編 スカミ「やっぱり、いい男から 売れちゃうのよねぇ。 はー、辛い現実だわー」 マナミ「そんなスカミ君に朗報だ。 私の情報によれば、5組にいた 秀才君が、お父さんの跡を継いで 二代目社長に就任する...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】感じの悪い警官に「窃盗の疑いでボディチェックだ!」と言われ…
こちらもおすすめ▼ 本編 私はスカミ。27歳の独身OLだ。 最近の楽しみは、オンライン飲み会。 一時期は外出自粛で、居酒屋とも すっかり縁遠くなっていた。 代わりにWEBカメラとかアプリを 使い、自宅で仲間とわいわいやる オンライン上の飲み...

本編

スカミ「マナミ、卒アル探しといて。

私、おつまみ買ってくる。

ダッシュで行ってくるからさ」

 

マナミ「えー?人に探し物させて、

自分は買い物かよー」

 

マナミは笑っていたが、カオルの方は

あまりいい顔をしていなかった。

時間を気にしているのだろうか。

 

パソコンのデジタル表示を

確認すると、今は午後9時を

少し回ったばかり。

そこまで心配になるほどの

時間じゃないなぁ?

 

スカミ「カオル?」

 

カオル「いや、まぁそんな遅い

時間ってほどでもないけどね。

スカミ知らない?」

 

マナミ「あー、あの噂か」

 

スカミ「え?噂ってなによ」

 

カオル「なんか、不審者が

うろついているとかいないとか」

 

スカミ「いるのかいないのか、

どっちなのよ」

 

マナミ「笑ってる場合じゃない

かもよ。スカミは聞いてない?

この2ヶ月くらい、女性が

独り歩きしていると、

急に声をかけられるって事案。

何度か起きてるっていうの」

 

カオルをからかって笑っていたら、

マナミが怖い事を言い出した。

えええ?そんな噂、聞いてない……

いや、待って待って。

 

そういえば、うちの母親にも

兄貴からも聞いた気がする。

私は実家暮らしで、独立している

兄以外の両親と同居中だ。