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【第16話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 俺が呆れた声を上げると、 柄シャツが必死で言い訳を始めた。 柄シャツ「あ、あのっ、 アニキも俺も、こんな事するのは 初めてなんです!!その…つい 魔が差しちゃったって言うか……」 黒...
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本編
ジン「だけどさぁ〜…
シロウトがヤ●ザを騙るなんて、
絶対にやっちゃいけないこと
なんだよね〜…
しかも組の名前を出して
金品を脅し取ろうとか…
俺らの顔に泥塗ったって
事だかんね…?
どうする?どうやって償う?
臓器でも売ってカネ作るか?なぁ?」
下を向き、震えながら押し黙る
チンピラ2人組…理事長が再び
ガードレールを蹴り上げた。
理事長「なに黙ってんだコラァ!!
総長が質問なさってるだろうが!!」
柄シャツ「ごめんなさい!!
ごめんなさい!!
指とか…臓器とかは…
どうか勘弁してください〜!!」
黒ずくめ「お、お金なら払います!!
有り金全部払います!!
何年かかっても、
必ず全額払いますから〜!!」
チンピラ2人組は再び号泣し始め、
「お願いじばず〜!」
「許じでぐだざい〜!」と、
地面に額をぶつけながら
何度も土下座をするのだった。
この展開にいい加減飽きていた俺は、
ここらで親父に最終判断を
委ねることにした。
ジン「親父…こいつら、
こう言ってますけど…どうします?」
親父「おい…総長はお前だろうが。
俺はもう隠居の身だ。
こんなつまらねぇ事、
いちいち聞くんじゃねぇよ」