前回の内容はこちら▼
【第14話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 すると親父も連携プレーに加わって、 車のドアを開けながら、 不気味な笑顔で2人を手招きした。 するとチンピラ2人組は、 「い…嫌だ…」などと つぶやきながら首をプルプルと 左右に振っ...
1話から読みたい方はこちら▼
【第1話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
こちらもおすすめ▼ 本編 みなさんは『ヤ●ザ』と聞くと、 どんな印象があるだろうか? よくドラマや漫画なんかで、 ヤ●ザが「俺ァ、〇〇組のもんだ!」 なんて脅してたりするけど、 あんなの、まぁ無いからね? 気安く組の名前を出すなんて、 リス...
本編
倉庫に連れ込んでひとしきり
ビビらせてから返してやろうと
思ったのだが…
車に乗るよう言っても、
土下座の姿勢のままテコでも
動こうとせず、粘り続ける2人…
(まぁ、既におもらしするほど
ビビってんなら、わざわざ倉庫に
連れ込む必要も無いか…w)
ジン「分かった分かった…
じゃあ倉庫は勘弁してやるよ。
とにかく、このまま道路に
居たんじゃ通行の邪魔だから。
そうだな…あそこに見える
空き地にでも移動するか。
言っとくけど、逃げたりしたら
承知しねぇからな!」
そのまま逃げて、警察にでも助けを
求めるんじゃないかと思ったが、
チンピラ2人組は、何か警察に
駆け込めない事情でも有るのか、
意外にも素直に従い、
そのまま空き地でチンピラ2人組を
正座させて、聞き取り調査を
始める事になった。
ジン「いいか、正直に答えろよ?
お前らいったい、
何をどうしたかったわけ?」
チンピラ2人組は言いにくそうに
お互いをチラチラ見ていたが、
理事長が、すぐ横のガードレールを
音を立てて蹴り上げると、
2人は「ヒッ!!」と悲鳴を上げ、
黒ずくめが慌てて話し始めた。
黒ずくめ「えっと、えっと…
カッコいい高級車が、
前をゆっくり走ってて…
ノロノロ運転しかできないくせに、
いい車に乗りやがって!って…
なんか…腹が立って…
羨ましくなって…
それで…運転席を見たら、
いかにも普通の…若者に見えたんで…
その…いけるかな?って…」
ジン「いけるかな?って…ww
つまり、いちゃもんつけて、
車と、ついでに金もぶん取ろうと
したってこと?〇〇組を騙って?」