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【第12話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ジン「おい、黒ずくめ! このガタイのいいスキンヘッドが、 お前が成りすまそうとしていた、 〇〇組の理事長なんだよ! で、この俺が、〇〇組の総長な!」 ポカ〜ンと口を開ける黒ずくめ。 ...
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【第1話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
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本編
理事長「本人目の前にして、ヤ●ザに
成りすますたぁいい度胸じゃねぇか!
まさか、このままタダで帰れる
なんて思ってねぇよなぁ〜?!
まずは1人1本ずつ、
エンコ詰めてもらおうか!!!」
理事長のド迫力にすっかり
気おされたチンピラ2人組は、
真っ青を通り越して真っ白になり、
ガタガタと震え始めた。
(おいおい…この2人、
ホントにおしっこ
チビっちゃうんじゃねぇの?ww)
黒ずくめ「ほ…本当なんですか…?
みなさん…本当に…本物の…〇〇組の
方々でいらっしゃるんですか…?」
理事長「そうだっつってん
だろうがよ!!
なんなら本物の刺青ってモン、
見せてやろうか?え?」
黒ずくめ「い、い、いえ…
結構です…!ど、どうも…
すみません……」
柄シャツ「ゆ、許してください…
俺ら…そ、その…わ、わ、
悪気は無かったんですぅ〜!」
俺は、(いやいや…悪気しか
無かっただろうがよ…)
と呆れながら、涙目でガタガタ
震え続けるチンピラ2人組に、
ゆっくりと近付いた。
そしてニッコリ微笑みながら、ポンと
優しく肩に手を置いて、こう言った。
ジン「ま、人目もあるし、
ここじゃなんだからさ…
とりあえず、場所変えよっか?
こっから車で30分くらいのトコに、
ウチの倉庫があるからさ…そこで
じっくり、話聞かせてもらおうか!」
すると俺の考えを読んだ理事長が、
阿吽の呼吸で事務所に
電話をかけるフリをし始めた。
理事長「あぁ、俺だ。
今から30分後、海岸沿いの
倉庫に2人連れてくから。
そうそう、処分用の方。
また△△建設に電話して、ドラム缶
2本と生コン用意しとけや」
(なんだよ理事長…ノリノリで
楽しんでるじゃねぇか!ww
さっきの『エンコ詰め』発言といい、
さすがビビらせ上手だな!w)