前回の内容はこちら▼
【第11話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ジン「親父!なんだよれ〜!www」 理事長「俺、親父のそんな声 初めて聞きましたよ〜!www」 楽しそうに爆笑する俺達を見て、 チンピラ2人組はしばらく 呆気にとられていたものの、 ...
1話から読みたい方はこちら▼
【第1話】893「俺達○○組だぞ!」→俺の職業も893だと伝えると…
こちらもおすすめ▼ 本編 みなさんは『ヤ●ザ』と聞くと、 どんな印象があるだろうか? よくドラマや漫画なんかで、 ヤ●ザが「俺ァ、〇〇組のもんだ!」 なんて脅してたりするけど、 あんなの、まぁ無いからね? 気安く組の名前を出すなんて、 リス...
本編
ジン「おい、黒ずくめ!
このガタイのいいスキンヘッドが、
お前が成りすまそうとしていた、
〇〇組の理事長なんだよ!
で、この俺が、〇〇組の総長な!」
ポカ〜ンと口を開ける黒ずくめ。
ジン「そんでおい!柄シャツ!
さっきお前が『クソジジイ』
呼ばわりしてたのが、泣く子も黙る
先代総長なんだよ?分かる?」
目ん玉が落ちそうなほど
目を見開く柄シャツ。
完全にフリーズ状態で静まり返る
チンピラ2人組の上に、親父の声が
雷鳴のように響き渡った。
親父「このボンクラどもが!!
自分らがなに仕出かしたのか
分かったか!!!」
オカマ口調の時とは打って変わった、
空気がビリビリ震えるような
本物の恫喝に、
フリーズが解けたチンピラ2人組は、
真っ青になって
プルプルと震え始めた。
するとそこで親父がまた一言、
親父「んも〜っ!先代総長に
向かって、クソジジイとかヒドイ〜!
お前らの方こそ、
海に沈めちゃうぞ☆」
と、さっきの
オネエ口調+クネクネムーブで、
チンピラ2人組を指差したのだった…
俺はまた吹き出してしまったが、
理事長の方はニヤニヤ笑いだけを
浮かべてチンピラ2人組を睨みつけ、
これまた怒気を含んだ重低音の
怒鳴り声で、脅しをかけ始めた。