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【第18話】夫が寝言で衝撃の一言を発し、私は姿を消した…

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本編

顔面蒼白になったユウスケを見て、

(いい気味!ww)と思うと同時に、

私にとっても青天の霹靂だったので

ヒナの未来に託された期待と重責に

少し不安にもなったのだった…

 

ユウスケ「何でだよ〜…

何で俺を飛ばしてヒナなんだよ〜…

おふくろ、頼むよ〜!!

それだけは勘弁してくれよ〜!!!」

 

義母「今日から、

うちの跡取りはヒナだけよ!

ユウスケには金輪際、

我が家の敷居は跨がせません!!」

 

ユウスケ「そんな〜……おふくろ…

頼むよ〜!!許してくれよ〜!!!」

 

ユウスケは「頼むよ…」

「もう二度と馬鹿はしないから…」と

母の足に縋り付き、

義母が無視し続けると、

最後には泣きながら土下座をし、

懇願し続けた。

しかし義母は顔色一つ変えず、

冷たい声でユウスケに告げた。

 

義母「我が息子ながら、

本当に情けない……

お前の顔なんてもう二度と

見たくないわ!!勘当よ!!」

 

言い終わった義母の目から、

涙が一筋溢れ落ちた……

 

私は過去に何度もユウスケから、

「おふくろは、夫の葬式でも

泣かなかった鋼の女なんだ。

涙を流したところなんて、一度も

見た事がない」と聞かされていた。

 

(そのお義母さんが今、

涙を流している……)

 

義母が今、どんな思いでユウスケに

厳しい言葉を投げつけているのか……

 

母親が我が子にこんな事を

言わなければならない辛さ……

 

それまでは、痛快だと喜びながら

話を聞いていた私だったが、

義母の涙を見た瞬間、同じ母親として

義母の気持ちが痛いほど伝わって

きて、急に涙が込み上げてきた。