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【スカッとする話】兄「彼女が妊娠したから結婚する!」私「え?その子供って…」⇒実は私には家族しか知らない不思議な力があった【第10話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】兄「彼女が妊娠したから結婚する!」私「え?その子供って…」⇒実は私には家族しか知らない不思議な力があった【第9話】
前回の内容はこちら▼ 本編 この子、兄とは 合わないかも? そう思ったのは、 ほぼ恒例となった 土曜日夜の夕食会で、 私は副業のために 席を立った時だった。 なぜか、エネ美さんが ついてきた。 スカ美「何か用事? トイレならあっちだけど」 ...

本編

エネ美「はぁ?

そんな若いのに、

相談受ける?

やだ、ほんとは

おじさん相手の

チャットじゃないのー?」

 

何てこと言うんだろう!?

この子は猫をかぶっている。

この時、はっきりわかった。

 

エネ美「言っとくけど、

ヨシオは私にめちゃくちゃ

惚れてるからね?

あいつ、私のためなら

何でもやる感じよー。

告げ口したって

意味ないから」

 

エネ美は私に先手を

打ったと満足したようだ。

兄の気持ちをすっかり

掴んでいると

信じ切っている様子に、

かなり腹が立った。

エネ美は、兄を本気で

愛しているわけじゃない。

そういう本音が丸見えだった。

 

どうしよう。

私は、私自身に

アドバイスはできない。

そして、関連した内容を

誰かに話す事も出来ない。

一人で悩むうち、

また土曜日が訪れた。

私は、今日はあえて

副業の準備はしつつも休んで、

リビングにいる事にした。

なんとかチャンスを

見つけるしかないと思っていた。