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【スカッとする話】兄「彼女が妊娠したから結婚する!」私「え?その子供って…」⇒実は私には家族しか知らない不思議な力があった【第8話】
前回の内容はこちら▼ 本編 まじめだけが取り得な兄貴が、 よくこんな可愛い出来た子に 好意をもってもらえたものだわ。 ヨシオ「いい子だろう?」 母「ヨシオ、よくやったわ」 父「母さんの言う通りだな」 私にアドバイスを 求めた事なんか、 みん...
本編
この子、兄とは
合わないかも?
そう思ったのは、
ほぼ恒例となった
土曜日夜の夕食会で、
私は副業のために
席を立った時だった。
なぜか、エネ美さんが
ついてきた。
スカ美「何か用事?
トイレならあっちだけど」
エネ美「知ってます。
何度も来てるんだし」
急に無礼な口調になったのだ。
え?
驚いていると、
彼女は私をじろじろと見て、
嫌そうに唇を曲げた。
エネ美「あのさあ。
私が頑張って
料理の手伝いしたり、
皿洗ったりしてるの、
何とも思わないわけ?」
スカ美「え?それはどういう」
エネ美「何で私だけに
やらせるのよ。
私もやりますとか
言えないわけ?」
ああ、そうか。
私が全然手伝いしないのが
気に入らないのか。
理解はしたけど、
そんな言い方は無いと思う。
スカ美「任せちゃったのは
ごめんね。
実は私、副業しているの。
どうしても、夜7時から
相談を受けなきゃいけなくて」