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【第8話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…

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【第1話】夫がくれた入学祝いを捨てた娘→中身を見た私はみるみる青ざめて…
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本編

そこからは、もう夫にも義母にも

何も期待しないようにして、ただ

ひたすらにワンオペ育児を頑張った。

ありがたいことにヒカリは

元気一杯スクスク成長し、

素直で賢い子に育ってくれた。

私はそれだけで、とても幸せだった。

その裏で、夫と義母とは様々な

軋轢が生まれ、義父に支えられながら

紆余曲折を繰り返した。

 

ヒカリはあっという間に大きくなり、

その日は、小学校の入学式を控えた、

数日前のことだった…

思い出すと、今だにハラワタが

煮え繰り返るような、

とんでもない事件が起きた。

 

入学式には、夫も一緒に、

親子揃って出席する予定

だったはずなのに、

直前になって、夫が

「行けなくなった」と

言い出したのが始まりだった。

 

スカコ「え…?行けないって…

どういうこと?」

 

タカアキ「その日は母さんに

頼み事されたから、

俺は入学式には行けないんだよ」

 

ヒカリを前にして、

申し訳なさそうな様子も一切無く、

さも当然の事のように言い放つ夫。

 

スカコ「どうして…ヒカリの入学式

なんだよ?絶対に他の予定

入れないでって言ったよね?」

 

タカアキ「母さんの頼みなんだから、

仕方ないだろ〜?ヒカリの親は

2人いるけど、母さんの息子は

俺しかいないんだから!」

 

スカコ「どうしてもその日じゃないと

いけない用事なの?

他の日にしてもらえないの?」

 

タカアキ「別に俺が行かなくても、

動画とか撮ってくれたら

後で見れるんだし、いいじゃん!」

 

スカコ「そういう問題じゃない

でしょ!ヒカリに申し訳ないと

思わないの?」

 

タカアキ「あー。はいはい。

ごめんごめん」

 

いかにも面倒臭そうに、

適当に謝る夫の態度に、

私は怒りが爆発しそうだった。