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【第14話】夫「睡眠は3時間までだ!」→お望みどおりにした結果w
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本編
睡眠強要が立証されたので、
一気に形勢逆転!
ヨシオは、強気から態度を
変えて泣き落としを始めた。
ヨシオ「妻に甘えていたんです。
通勤の不便からストレスが溜まって、
上司からも叱られて、だんだん
気持ちが抑えられなくなって。
妻なら分かってくれる、
多少ひどい事をいっても
受け止めてくれると思って。
これからは心を入れ替えます、
離婚は許して下さい」
間に入った弁護士に対して、
おいおい泣きながら
土下座までしたらしい。
でも、私は許さなかった。
ヨシオには断固として離婚を要求し、
慰謝料も請求、家のローンなど
必要経費も負担させる。
一切の譲歩はしなかった。
ヨシオはぎゃんぎゃん
泣き喚いたと聞いたけど、
ちっとも可哀そうだと思えなかった。
スカコ「甘えていたんです?
だから何?そうとしか思えません。
別れて下さい」
私はきっぱりと言い切って、
やり直しを突っぱね、
ヨシオに言い分をのませた。
ヤツは泣きながら離婚届に署名捺印、
条件にも合意したのだった。
どんなに優しい仮面を被っても、
それを貫けない男は信用に値しない。
私はそう学んで、
新しい人生へと舵を切った。
あ、そうそう。
もう一つ学んだことがある。
オリジナルソング、
あれは止めておいた方がいい。絶対。
おわり