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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第5話】

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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第4話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 アスカ「え…?どちら様ですか?」 ママ「私の名前はクレハ。 で?あなたの名前は?」 (やっぱり知らない人だ…。 でも…何故か見覚えがあるような…) そこで私は気が付いた。 (そうだ!...

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【スカッとする話】クレクレママ「その薬ちょうだい!」→断ると、逆恨みで包丁を持って凸して来て…【第1話】
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本編

クレハの大声でグズり始めていた

ハルトは、急にベビーカーを止めた

衝撃で、ついに泣き出してしまった。

 

アスカ「あぁ…ハルト。

大丈夫。大丈夫よ。この子は

熱があって具合が悪いんです!

いい加減にして下さい!」

 

クレハ「いい加減にして欲しいなら、

さっさとその薬渡しなさいよ!!」

 

ハルトの泣き声で、外のもめ事に

気付いた薬剤師さん達が、

助けに出て来てくれた。

 

薬剤師「ちょっと!!また

あなたですか!!次は警察を呼ぶ

って言いましたよね?!」

 

クレハ「あっ…。

ち、違いますよ!私達友達で…」

 

アスカ「友達じゃありません!

知らない人です!」

 

クレハさんは訳の分からない

言い訳をわめき始めた。

 

薬剤師「いいから中に来て下さい!」

 

クレハ「私は何も間違った事

してない!!!離してよー!!!」

 

薬剤師さん達は2人がかりで、

暴れるクレハさんを連れて行った。

後に残った年長の薬剤師さんが、

ハルトと私を気遣って

声をかけてくれた。

 

薬剤師「大丈夫でしたか?

気付くのが遅くなってすみません…。

あの人、今回みたいな騒ぎを

何度も起こしてて…。

こちらも困ってるんですよ…」

 

その後も何か説明しようと

していたようで、警察を呼ぶとか

何とか言っていたが、

私は具合の悪いハルトが気がかりで、

それどころではなかった。

 

アスカ「この子の具合が悪いので、

もう失礼しますね。

警察の事はお任せします」

 

そう言って、

私はその場を立ち去った。

理屈の通らない相手に対する恐さや

怒りで頭の中がいっぱいになって

しまいそうになるのを抑え込み、

帰宅してからする事を

順番に考えながら家路を急いだ。