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yomesuka.com
2022.11.09
本編
私の名前はアスカ。
３１歳、専業主婦。
家族構成は、８歳年上の夫ケンタと、
子供が２人の４人家族。
長男のタクミは４歳で、
幼稚園の年中さん。
次男のハルトは、生後６ヶ月。
子育てに追われながらも、とても
幸せで充実した毎日を送っていた。
ところが突然、常識が全く
通用しない、とんでもない女性に
からまれてしまったことで、
穏やかな日常は一転、
怒涛の展開に！！！
普段は家で、私の手作り料理を
食べる事がほとんどの我が家。
幼稚園のお友達から、ハンバーグが
凄く美味しかったと聞いたタクミが、
食べたい！食べたい！と、何日も
おねだりするので、根負けして
やって来たものの、週末のお昼、
近所のファミレスは満席で、
待合室も家族連れでいっぱいだった。
何より私が驚いたのは、客層の悪さ
というか、お行儀の悪さというか…。
店内は、放ったらかしの子供達で、
もはや無法地帯だった。
待合室では売り物のオモチャで
遊び放題、店内では奇声を上げて
走り回っているが、
親たちは皆、知らん顔でお喋りや
スマホに夢中。子供の様子など
見ておらず、当然注意もしない。
来たことを少し後悔する私の横で、
突然、思いもよらない
攻防が始まった。
隣に座った家族連れは、
若いママと子供３人に、
おばあちゃんらしき女性。
おばあちゃんと言っても、
４０代半ば〜後半くらいの
若いおばあちゃんだったのだが、
そのおばあちゃんの洋服を、
恐らく娘さんであろうママが、
大きな声で褒め始めたのだ。
