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【スカッとする話】何ごとも張り合ってくる同僚がストーカー化!度が過ぎた結果…【第25話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 ミワ先輩「…ちょっと待ってよ。 ……なんでモモコがこんなもの 持ってるの…?」 (ミワ先輩…そうですよねー! …そうですよねー! …おかしいですよねー!) 私の頭はやっと回り始めまし...
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本編
課長「……わかった。2人とも、
今日はもうこのまま家に帰りなさい。
日を改めて、2人の親御さんも
交えて、話しをしましょう。
連絡がくるまで自宅待機!
わかったか?」
ナツキ「…はい…」
モモコ「…私は悪くないです!
何も悪くないです!!」
課長「いいからもう…帰ってくれ…」
どんどん小さくなって、
消えてしまいそうなナツキと、
不満タラタラのふてぶてしい
モモコは、会議室から
出て行きました。
課長は、一気に10歳ほど
老け込んだような感じの
疲労感を漂わせて、
頭を抱えていました。
私とミワ先輩は、お互いに、
変なものを食べてしまったような
顔をして、黙って顔を見合わせていました。
数日後、モモコとナツキ、
そして2人の親御さん達と、
課長、部長で、話し合いの場が
持たれました。
ミワ先輩と私は、出なくていい
と言うことで、ホッとしました。
話し合いを終えた課長は、
再び10歳ほど老け込んだ様子で、
ミワ先輩と私を手招きしました。
課長「2人は当事者でもあるから、
今日の話し合いの様子をざっと
話しておこうと思う。」
課長の話によると、ナツキはすっかり
憔悴状態で「自分が間違っていた」
「もうこのような事は決して
致しません」と強い反省の色を示し
「どのような厳しい処分も
甘んじてお受けします」と、
すんなり地方の支店への
転勤が決定したとのことでした。
一方モモコは相変わらずで、
後悔の色も無く、先日と同様に、
道理に合わない主張を
繰り返していたそうです。