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【スカッとする話】息子が授業参観で母親に椅子を振り上げ教室内騒然…【第14話】

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【スカッとする話】息子が授業参観で母親に椅子を振り上げ教室内騒然…【第13話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 シホ「ショウくんのママは、 事故にあってしまいました。 ショウくんを助けるために、 右の腕が動かなくなって しまったそうです。それを 悪く言ってはいけないです」 私も知らなかった事を...

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本編

私は知らなかった。

確かに、大人に相談してと

言ったけど、私は先生を

想定したのだ。

まさかママに直訴するとは。

 

ケイコ「ショウは、私の右腕が

義手だという事で、

よくからかわれたんです。

きっと傷ついていたんでしょう。

悲しい気持ちをうまく表現

できなくて、あんな態度だった

のだろうと思っています。

シホちゃんには、

子供向けのお話をしたんですが、

発表されるのはちょっと

想定外でした」

 

照れ笑いするケイコさんは、

ショウくんが歩き始めの頃、

車と接触事故を起こす寸前に

なった事を話してくれた。

とっさに息子をかばい、

右腕を切断する大事故になって

しまったそうだ。

ショウくんへの配慮として、

秘密にしていたとの事だが、

彼女は

 

ケイコ「今思えば、ちゃんと

話しておけばよかったです」

 

少ししょんぼりしていた。

でも、結果としては良かった。

ショウくんは、ママに

ごめんなさいと謝り、

ぶっつりと暴力をやめたという。

むしろママを自慢するくらい、

ママっ子になったそうだ。

ちなみに、カツミさんは

ボスママ的な立場から一転、

孤立してしまった。

ケイコさんへの悪口や嫌味が

みんなに知られ、ご主人からは

厳しく叱られて、すっかり

勢いを無くしている。

ペガサスくんも反省したのか、

ショウくんをからかわなくなった

との事。丸く収まって良かった。

 

シホ「ママ、今度は

ママの事を作文に書くね」

 

アスカ「いやー、

それはちょっと」

 

何を暴露されるのかと思うと、

悪い事は出来ない。子供は

見ていないようで見ているし、

大人にはできないような

大胆な事もやる。

作文には良いママだと書いて

貰えるよう、しっかり

大人として生きて行こうと思う。