※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【スカッとする話】母親の葬式で会社を休んだ俺に上司が「ババアの葬式ごときで休むな!クビだ!」【第8話】

前回の内容はこちら▼

【スカッとする話】母親の葬式で会社を休んだ俺に上司が「ババアの葬式ごときで休むな!クビだ!」【第7話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ太郎「父さん」 姉「お父さん、大丈夫?」 俺達が声をかけると、 父は弱々しく、 伏せていた顔をあげた。 母が心配でたまらない という表情をしている。 父「二人とも...

1話から読みたい方はこちら▼

【スカッとする話】母親の葬式で会社を休んだ俺に上司が「ババアの葬式ごときで休むな!クビだ!」【第1話】
こちらもおすすめ▼ 本編 ああ、まったく。 サラリーマンってやつは。 相性最悪の上司とも、 付き合わなきゃならないんだ。 俺は入社以来のつきあいになる、 嫌ぁ~な上司をこっそり睨んだ。 当時は主任で、今は係長。 かれこれ7年、 顔を突...

本編

緊急事態だ、

叱られても構わない。

腹を括って車で会社に向かった。

慌ただしく来客スペースに

車を止めて、

俺はオフィスへと走った。

幸い、玄関は開いていた。

オフィスも、ありがたい事に

ドアロックが外されている。

実は、こんな時間に来ても、

オフィスが空いてなくて

入れない可能性があった。

そこまで気が回っていなかった。

 

スカ太郎「へぇ、

もう鍵が開いてるんだ」

 

ちょっと意外だったので、

思わず独り言をつぶやいた時だ。

後ろから肩を叩かれた。

飛び上がりそうになった。

誰だ!?

 

振り向いた俺は、

こんな早い時間に出社している

人物を目の当たりにした。

え?もう来てるんだ!?

先方も驚いた様子で、

どうしたと聞かれた。

簡単に事情を話し、急ぐのでと

断りを入れてオフィスに入る。

 

そこからは、我ながら猛烈な

スピードだったと感心する

勢いで、必要な指示をメモにし、

ばたばたとやるべき事を

こなした。

急いで病院に戻りたかった。

少なくとも今日は、

何とか他の社員にカバーして

もらえるように手を打ってから、

俺はまた病院へ引き返した。