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【スカッとする話】絶対に浮気を認めないクズ夫の末路がアホすぎるw【第8話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ子「こんな時間に ドラマねえ?」 タキ「ケーブルテレビだよ」 何を言ってるんだろう、 こやつは。 スカ子「うち、ケーブルテレビに 加入してないけど?」 有線の有料放送なんて、 う...
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本編
そして、たまにパタパタと
足音が聞こえる。小声だけど
エナ「タッキー、
喉かわいちゃった、
あ、コーラある!飲んでいい?」
女性の話しかけている様子も
伝わる。そのたびに、タキは
タキ「しーっ!
分かったから、少し黙って!」
焦り声で言い返している。
ぜんぶ、聞こえてますけど?
スカ子「変わったドラマねぇ。
ストーリーが
全然予想できないわ」
タキ「そこが面白いんだよ」
スカ子「だから、どっちよ?」
超高速忘れん坊か!
何で自分が言った事を
覚えてられないんだろう。
スカ子「面白いの?
なら、タイトル教えて?」
タキ「あのう、えーと。
あ、終わっちゃった」
スカ子「終わるの早っ!」
10分アニメか!
どんな短いドラマよ。
いや、ドラマじゃないのは
分かってるけど。
その場しのぎにもほどがあるわ。
もっとマシな嘘はつけないのか
と、何だか情けなくなる。
スカ子「まあ、いいわ。
そろそろ行くから」
タキ「そっか」
またもや、とても分かりやすく
ほっとするタキだった。
行くとは言ったけど、
行き先は「実家」とは限らない
んだけどね。分かってるかなあ、
分かってないだろうなあ。