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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第11話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 通行人「おい、そこの 横断歩道で交通事故だ! スカ都高校の制服を着た 男の子が轢かれたらしい!」 スカ美「スカ都高校の男の子… ま、まさか…! ユウタ…ユウタじゃない よね!違うよね...
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【スカッとする話】事故で緊急搬送された男子高校生「君は…誰?」→記憶喪失になり… 【第1話】
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本編
ユウタ「全部思い出した」
スカ美「!?」
ユウタ「一生好きにならない
なんて…大嫌いなんて言って
ごめん。取り消してほしい。
はい、これ…お守り。
大事にしてくれてたんだろ?
ほら、もう落とすなよ。」
スカ美「ひっぐ…バカ~。
私はアンタのほうが
大事なんだからね!
心配かけるなバカ~!」
ユウタ「うん、ごめん。」
スカ美「ほんとバカ…
でも私のほうがバカだよね。
いつもこんな態度しか
取れないだなんて…
私、ユウタのことが
ずっと好きだった。
でもいつもユウタの前だと
素直になれなくて…ひっぐ。」
ユウタ「スカ美…。」
エネ美「ちょっと!何いい感じの
雰囲気だしちゃってんの?
ユウタは私と付き合っているの!
離れなさいよ!」
私はエネ美に突き飛ばされた。
スカ美「きゃっ…!」
ユウタ「大丈夫か?
おい、やめろよエネ美。」
エネ美「ユウタ…嫌だ、
怖い顔しないでよ。
私、ユウタの彼女なんだよ?
いつもみたいに笑ってよ。」
ユウタ「もう君の前じゃ
笑えない。全部思い出した。
エネ美が俺についた嘘も全て…
次またスカ美のことを
傷つけるようなことをしたら
許さないから!!」
エネ美「くっ…。」
ユウタ「俺も中学の頃から
ずっとスカ美のことが
好きだった。
だから俺があげたお守りを
大事にしてくれてるって
分かったとき、
すごく嬉しかった。」