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【スカッとする話】犬猿の仲の同期が突然頼み事をしてきた件【第9話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 俺とマイはオフィス内を そっと覗いた。 スカ太郎「ん? こんな時間に誰かいる…」 支店長「それは 申し訳ありませんね」 マイ「え!支店長…。 出張だって言ってたのに」 スカ太郎「しっ...
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本編
スカ太郎「人事を当てにするのは
だめってわけか…」
マイ「だから諦めてたの。
自分の身は自分で守るしかない
って、エグチさんと二人きりに
なるのをなんとか避けてた。
今日スカ太郎に
一緒に来てって頼んだのも、
二人になってしまうのが
怖かったから…」
スカ太郎「そっか…」
俺はどうすべきか、
しばらくじっと考えていた。
マイ「スカ太郎?」
スカ太郎「ん?大丈夫。
俺がなんとかする」
マイ「でも…」
スカ太郎「今日はもう帰ろう。
俺にまかせとけって 」
その数日後。
俺は失礼を謝罪する、
という名目でエグチを
料理店に呼び出した。
支店長とマイも一緒だ。
エグチ「きみ、あんなことを
僕に言っておいて、
許されると思ってるのか」
スカ太郎「許されるとは
思っていません」
エグチ「ほう。では
どうするつもりかな?」
スカ太郎「どうするも
こうするも、許されたいとも
思わないんですよね…」
エグチ「は?」
支店長「ちょ、ちょっと
やめなさい。エグチさん、
申し訳ありませんね。
さ、マイ。早くお酌しなさい!」