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【スカッとする話】犬猿の仲の同期が突然頼み事をしてきた件【第3話】
前回の内容はこちら▼ 1話から読みたい方はこちら▼ 本編 支店長「ということは先月の 営業トップはスカ太郎ね。 みんなスカ太郎を見習って。 今月もちゃんと働いてよね!」 という感じで、 俺がマイを抜き1位になった。 朝会が終わると、 マイは...
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本編
いわゆる犬猿の仲であるマイ。
あまり関わりたく
なかったのだが…。
その日の夕方、
こんな会話が耳に入って来た。
マイ「えっ!支店長、
これから出張ですか?」
支店長「そうだけど?」
マイ「今夜はエグチさんの
接待です。支店長にも
ご一緒いただくよう
お話していたはずですが…」
支店長「あーそうねー …
悪いけどマイ一人で
行ってきてくれる?」
マイ「で、ですが…」
支店長「行けるよね?
子どもじゃないんだからさ」
マイ「はい…」
支店長「エグチさんには、
私が行けなくなった旨
連絡入れておくから。
よろしくね」
スカ太郎(ふーん、接待か。
っていうか、なんでマイ、
あんなに落ち込んでいるんだ?
飲み会苦手なのかな)
終業時間になり、
人もまばらになったオフィスで、
マイはまだぐずぐず用意していた
スカ太郎(ん?あいつ接待
行かなくていいのか?
ま、俺には関係ないか。
今日は残業もないし帰ろう!)
マイ「あ、あの…」
珍しく弱々しい声で、
マイが話かけてきた。
スカ太郎「ん?」