※このページでは広告主の依頼によりアフィリエイト広告を掲載しています。

【第4話】娘を預けようとするママ友→不在だと伝えると…

前回から読みたい方はこちら▼

【第3話】娘を預けようとするママ友→不在だと伝えると...
おすすめはこちら▼ 本編 カオリ『は?実家知ってるけど、 日本国内ならすぐ戻れるでしょ?』 アスカ「“1週間、海外”の実家に 帰省するんです。日本にいません!!」 カオリ『海外!?嘘でしょ?』 アスカ「本当です。だから何度も “預かれない”...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】娘を預けようとするママ友→不在だと伝えると...
おすすめはこちら▼ 本編 プルルルル――。 帰省しようと空港内で スーツケースを転がしていたとき、 バッグの中でスマホが震えた。 画面に表示された名前を見た瞬間、 胸のあたりがずしんと重くなる。 ――また、カオリさんだ。 娘が保育園に通って...

おすすめはこちら▼

【第1話】期限切れのディズニーチケットが盗まれた→夢の国で大騒ぎして捕まったww
おすすめはこちら▼ 本編 私はアスカ。夫と娘、3人家族の主婦。 娘の名前はサクラ。幼稚園の年中さん。 少し前に娘の幼稚園のクレクレママ関連で、 『マジで!?』『正気!?』と、 予想外の出来事があった。 クレクレママの名前はユキ。 ユキの娘の...
【第1話】「ディズニーの近くに引っ越すんだって?」海外転勤と知らないセコママ
おすすめはこちら▼ 本編 私の名前はアスカ。 3歳の娘を子育て中の専業主婦だ。 じつは、6月から夫が 海外転勤の予定なのだが…… 私は今、ある問題に頭を 抱えているのだった…… もう4月に入ったが、 海外転勤の事は、 まだ誰にも話していない...
【第1話】愛車でママ友と旅行中→ママ友「ガソリン代、運転手も払うべき!!」
おすすめはこちら▼ 本編 車内で突然、交通費の費用を 割り勘しようと言い出した友人。 「たまにはガソリン代は 運転手以外で割り勘にしましょう!」 「オッケー」 運転手の私としてはとても嬉しい話だが、 この話に唯一納得しない人物が一人いた。 ...

本編

胸の鼓動が速くなっている。

ハンドルを握る夫の顔を見た瞬間、

張り詰めていたものがぷつりと切れた。

 

 

時は少しさかのぼる。

数日前、私は5年ぶりに

カオリと顔を合わせていた。

 

 

平日の昼間、人もまばらなカフェ。

窓の外には小さな公園が見えていて、

ベビーカーを押すママたちの

姿がちらほら。

 

 

カオリ『アスカさ〜ん、こっちこっち。』

 

 

手を振るカオリは、あの頃と

何も変わっていなかった。

少し派手なメイク、ブランドロゴの

大きなバッグ、そして“自分中心”の笑顔。

 

 

アスカ「カオリさん、

本当にお久しぶりですね。」

 

 

私はアスカ、32歳の専業主婦。

娘のリカは小学生になり、

子育ては少し落ち着いて

きたところだった。

 

 

正直、会いたくて来たわけじゃない。

家が比較的近いこともあって、

ここで露骨に関係を切るのも

面倒で……「仕方なく」

この席に座っている。

 

【第4話】娘を預けようとするママ友→不在だと伝えると… #2

前回から読みたい方はこちら▼

【第3話】娘を預けようとするママ友→不在だと伝えると...
おすすめはこちら▼ 本編 カオリ『は?実家知ってるけど、 日本国内ならすぐ戻れるでしょ?』 アスカ「“1週間、海外”の実家に 帰省するんです。日本にいません!!」 カオリ『海外!?嘘でしょ?』 アスカ「本当です。だから何度も “預かれない”...

1話から読みたい方はこちら▼

【第1話】娘を預けようとするママ友→不在だと伝えると...
おすすめはこちら▼ 本編 プルルルル――。 帰省しようと空港内で スーツケースを転がしていたとき、 バッグの中でスマホが震えた。 画面に表示された名前を見た瞬間、 胸のあたりがずしんと重くなる。 ――また、カオリさんだ。 娘が保育園に通って...

おすすめはこちら▼

【第1話】期限切れのディズニーチケットが盗まれた→夢の国で大騒ぎして捕まったww
おすすめはこちら▼ 本編 私はアスカ。夫と娘、3人家族の主婦。 娘の名前はサクラ。幼稚園の年中さん。 少し前に娘の幼稚園のクレクレママ関連で、 『マジで!?』『正気!?』と、 予想外の出来事があった。 クレクレママの名前はユキ。 ユキの娘の...
【第1話】「ディズニーの近くに引っ越すんだって?」海外転勤と知らないセコママ
おすすめはこちら▼ 本編 私の名前はアスカ。 3歳の娘を子育て中の専業主婦だ。 じつは、6月から夫が 海外転勤の予定なのだが…… 私は今、ある問題に頭を 抱えているのだった…… もう4月に入ったが、 海外転勤の事は、 まだ誰にも話していない...
【第1話】愛車でママ友と旅行中→ママ友「ガソリン代、運転手も払うべき!!」
おすすめはこちら▼ 本編 車内で突然、交通費の費用を 割り勘しようと言い出した友人。 「たまにはガソリン代は 運転手以外で割り勘にしましょう!」 「オッケー」 運転手の私としてはとても嬉しい話だが、 この話に唯一納得しない人物が一人いた。 ...

本編

胸の鼓動が速くなっている。

ハンドルを握る夫の顔を見た瞬間、

張り詰めていたものがぷつりと切れた。

 

 

時は少しさかのぼる。

数日前、私は5年ぶりに

カオリと顔を合わせていた。

 

 

平日の昼間、人もまばらなカフェ。

窓の外には小さな公園が見えていて、

ベビーカーを押すママたちの

姿がちらほら。

 

 

カオリ『アスカさ〜ん、こっちこっち。』

 

 

手を振るカオリは、あの頃と

何も変わっていなかった。

少し派手なメイク、ブランドロゴの

大きなバッグ、そして“自分中心”の笑顔。

 

 

アスカ「カオリさん、

本当にお久しぶりですね。」

 

 

私はアスカ、32歳の専業主婦。

娘のリカは小学生になり、

子育ては少し落ち着いて

きたところだった。

 

 

正直、会いたくて来たわけじゃない。

家が比較的近いこともあって、

ここで露骨に関係を切るのも

面倒で……「仕方なく」

この席に座っている。