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【第17話】“それ先輩の感想ですよね?”が口癖の令嬢、全契約解約で詰みました
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本編
社長「そうだよ
娘の話では君は指導らしきものは
何一つしないで、娘一人を
商談に行かせたらしいじゃないか
いくらなんでも無責任だろう!」
社長は令嬢が取り繕った嘘を
完全に鵜呑みにしているようだった。
スカオ「私はそんなことを
していません!
一人で行くと言ったのは
娘さんです!」
社長「たとえそうだとしても、
君はついて行くべきだったんだよ!」
この時にはもう俺は令嬢に
はめられたままだろうなって思った。
スカオ「A社長には状況を
確認されたんですか?!
当然、社長からも
謝罪をされたんでしょう?」
あのA社社長が事実を
曲げるはずはないと俺は思った。
社長「A社社長は私の電話さえ
取り次いでくれなかったんだ」
スカオ「ええ!?そんな…」
俺は目の前が真っ暗になった。
濡れ衣が晴れることは
もうないかもしれない。
俺はそう覚悟した。