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【第3話】“それ先輩の感想ですよね?”が口癖の令嬢、全契約解約で詰みました
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本編
スカオ「そうだよ
個人と法人のお客様、
合わせて全部」
初対面からずっと若干
なめられてるような気がしてた
俺だから、営業成績一位の
俺のすごさが令嬢に
少しは伝わったかと
期待が膨らんだ。
リリカ「あのお先輩…?」
スカオ「まあ、
まだ最初だからゆっくり
丁寧に目を通すといいよ」
新人の頃、焦る俺に
先輩たちはそう言って
肩の力を抜かせてくれてた。
そのことを思い出して
自然と口にした。
リリカ「いえいえ、
そうじゃなくて…」
スカオ「ん?どうかした?」
他に何か不安なことでも
あるのかと思い聞いてみると、
リリカ「すべてではなく、
大口の顧客だけ見せて
もらえば大丈夫ですから!」
俺の淡い期待を無視して
涼しい顔で言っていた。
俺はこの時、下に見られてるな
って確信したんだけど、
ついさっき社長に私で
よければぜひと引き受けた手前、
投げ出すわけにもいかなかった。