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本編

しみじみと、私は

感想を述べた。

順調なら私よりも堅実で、

よい人生を送れたはずの

優秀な妹。

 

 

物になるかどうかも

分からない、

絵しか取り柄が

無かった私。

 

 

なのにこの結末だ。

不思議なものだと思う。

 

 

まぁ、両親も妹も、

これから茨の道を

行かなきゃいけない。

 

 

お気の毒だけど、

私は助けないよ。

だって、自分の選択

なんだからね。

 

 

私はしっかり、

自分の道を行こうと思う。

 

 

幸い、今は心だけでなく、

体の方も多忙だ。

とても幸せな忙しさを、

私はかみしめるのだった。