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本編

空気なんか読まない。

私は言いたい事を言う。

がっつりと、

三人を拒否した。

 

 

家族達は顔を真っ赤にして

口をぱくぱくさせて

いたけれど、

だんだん真っ青に

なり始めた。

 

 

父「ちょ、ちょっと待て!

スカミ。よく考えろよ?

 

 

個展でちょいちょい

絵を売ったって、

大した額には

ならんだろうが。

 

 

それよりも投資

プロジェクトに参加して、

もっと稼ぐ方が賢いぞ」

 

 

母「名前売れてるんでしょ?

いいじゃない、絵の二、三枚」

 

 

スカミ「良くないよ。

そんな訳の分からない

話にうかうか乗ったら、

どうなるか分かった

物じゃない」

 

 

父「お、おまえ。

親に向かって」

 

 

父がそこまで

言った時だった。

きゃーっという、

 

 

ものすごい悲鳴が

あがった。

リリカだった。

 

 

父「リリカ!?」

母「どうしたの、

何があったの?」

 

 

リリカ「そ、そんな!?

そんなバカな事、

あるわけない!!

 

 

何でなの、何で

こんな事になる

のよぉぉ!!!!」