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本編
マユ「スカミさん、大丈夫ですか?」
スカミ「大丈夫くない」
ケイコ「くじけたくもなるよね、
あんなに物分かりが悪い相手を
教えるんだもの。
おまけに常識もないときたもんだわ。
態度がひどすぎて、コメントできないわよ」
スカミ「ですよねー。
初顔合わせの時、まさか大声で
おばさん呼ばわりされるとは
思いませんでした。
ていうか、あの子も27歳でしょ?
30歳の私と、そこまで違わないと
思うんだけど」
マユ「女の価値は若さって感覚が、
けっこう影響する環境にいたんでしょうねえ。
極論を言うと、パパ活系みたいな」
マユの言葉に、私達は顔を見合わせるのだった。
確かに。
一般的な社会環境の経験があれば、
内心でどう思ったとしても、
露骨に年長の女性をおばさんとは
呼ばないだろう。
ということは、そういう発言が
許される雰囲気がある場所でしか、
働いた経験がないと考えられる。