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【スカッとする話】妹の結婚式で夫が突然立ち上がり、なぜか新婦の妹に平手打ち！【第１１話】
前回の内容はこちら▼ １話から読みたい方はこちら▼ 本編 スカ子「勝手に話を進めないで！ 私は同意も納得もしてないわ！」 サラ「何？赤ちゃんに、 何か恨みでもあるわけ？ あ、そっか。 お姉ちゃんは不妊だからねー。 羨ましいんだ？」 クズタカ...
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2022.08.09
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2022.07.30
本編
あいつは諦めた、
おまえもそうしろ。
無言で圧力をかけているようだ。
急にばかばかしくなった。
スカ子「後で泣いても、
許さないからね？」
そう吐き捨てて、私も退席した。
背後で、きゃははと笑う声
サラ「捨て台詞おつー」
ばかにする言葉が聞こえた。
妹は、顔も心も、
亡き母親に似たのだと、
この時つくづく実感した。
親の影響の恐ろしさを
かみしめつつ、
私は式場を後にした。
式はもちろん中止。
その後の披露宴も無し。
無責任カップルは、さっさと
行方をくらましてしまった。
その後、夫が自宅に
帰ってくる事は無く、
サラとも音信不通になった。
ただ半月後に、記入済みの
離婚届が送り付けられてはきた。
私も必要欄を埋めて、
即日提出した。
身軽になってから
行動すると決めていた。
元夫の居場所は分からなくても、
会社は分かっている。
こういう案件に強い弁護士を
探しつつ、また同じ傷を負った
ヨシオとも連絡を取り合い、
私は仕返しの準備を進めた。
