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本編
会長「会長職に退き、ようやく家内との時間を…
と思ったら 、家内は今更なんなのってね 。
そこでようやく家族をないがしろに
していたことに気付いたんだよ」
スカミ「そうだったんですね…」
会長は家に居づらくなり、
それでボランティアに精を出すようになったのだ。
スカミ「そうとも知らず、
あのとき唐突にケーキを
渡してしまって驚かれましたよね」
会長「いやいや、ケーキのおかげで家内と話せて、
今では一緒に散歩するまでになった
あなたには本当に感謝してもし足りない
今後ともケーキ屋頑張ってくださいよ」
スカミ「はい!」
それから数週間後、シミズさんが近々開催されるという
スイーツコンクールを紹介してくれた。
シミズ「特産品の栗を使ったケーキを
募集しているそうですよ、出てみては?」
アキラ「やりましょうよ!
こういう大会ってわくわくしません!?」
職人C「製菓学校時代に友人たちと
競い合ったの思い出すな~!
メディアに取り上げてもらえたら、
もっとお客さん増えるんじゃないかな?」