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本編
ユウキ「スカミさあ…
最近ずっと俺のこと蔑ろにしてきたじゃん?
誘っても断ってばっかだったし…」
スカミ「ごめんなさい…
でも、話は聞いてたよね?
父が亡くなってから店を継いだりで、ずっとバタバタで…」
ユウキ「てか…
大したセンスもないのに店長なんて
気でできると思ったわけ?
そういう身の程知らずのところ、
もう少し反省した方がいいよ?
とにかく俺のことを大事にしてくれない女
とはやってけないわ
もう別れよ」
スカミ「嘘…でしょ…?」
ユウキはそう言い放ち、
玄関の扉を勢いよく閉めた。
ただでさえ辛い状況なのに、
身近な存在のユウキにまで
こんなことを言われてしばらく彼の家の前で
放心状態となった。
彼はその後、直ぐに私との
連絡経路を絶ったようで、
電話もラインも通じなくなってしまった。
スカミ「お父さん…
私、一体どうしたら…」
あまりのことに悲しさすら
感じることはなかった。